ネパール駐在スタッフの勝手です。

冬になり、実習生たちも畑でイチゴの作業がはじまりました。

さて、今回は、ネパールの首都、カトマンズについて少しご紹介させてください。

【カトマンズは暑くもなく】

　7月頃のことですが、ネパールに来たばかりの日本人の方に、「今が一番暑い時期ですよ」と言ったところ、返ってきた言葉は「えっ、これが？」でした。また、「暑くないからぐっすりと寝れた」とおっしゃった人もいました。最高気温30度くらいなので、直射日光が当たるとさすがに暑いですが、全体的に非常に過ごしやすいです。

【寒くもない】

　カトマンズは12月～1月あたりは気温が下がるのですが、この時期は滅多に雨が降らないので、晴天が続きます。また、雪が降るようなことも滅多にありません。日光が当たる場所は暖かいので、よく日向ぼっこをしている人も見かけます。ある青森県出身の方は「カトマンズ全然寒くない」ともおっしゃっていました。あるアメリカ人の知り合いが、カトマンズの天候は天国のようだと言ったのも納得できます。

【ロックダウンで気づいたカトマンズの美しさ】

　カトマンズの渋滞や人々の喧騒を経験したことがある人は、ネパールはごみごみしていて汚いところ、といったイメージを持っている人も多いかと思います。私も長い間そう思っていました。でも、2020年のロックダウンで印象がガラッと変わりました。

　空気が澄んで、いつも埃をかぶっている道端の木々や花が美しく咲き誇って、まるでリゾートにでも来ている気分になりました。ああ、車が走らないだけでこんなにきれいになるんだ。カトマンズの空気汚染は車が原因なのだな、と思ったものです。